高温に耐えられるDCウォーターポンプの選び方は?

一般用途ではポンプは高温に耐えられず、三相ブラシレスDCポンプのみ高温に耐えられます。

2相DCウォーターポンプ:

一般に、DCウォーターポンプ(二相ウォーターポンプ)の回路基板はポンプ本体に組み込まれ、エポキシ樹脂で封止されます。ポンプ本体は使用中に一定の温度上昇が生じます(例:20℃環境でのポンプ内部温度)。30度くらいになりますので、ポンプ内部の温度は50度くらいになります。水温60度でウォーターポンプが作動した場合、内部温度は約90度となり、一般的な電子部品の耐熱温度は85度、中には125度に達するものもあります。したがって、内部温度が電子部品の耐熱温度を超える状態が長時間続くと、DCウォーターポンプの寿命や信頼性を十分に保証できなくなります。

三相DCウォーターポンプ:

三相DCウォーターポンプはセンサーレス技術を採用しており、センサーによる磁石の位置検出や方向転換が不要です。ポンプ駆動ボードは外部に取り付けられており、ポンプ本体内に電子部品はありません。ポンプ本体の内部部品はすべて高温耐性材料で作られています。ポンプコントローラーは高温環境の熱源から隔離されているため、ポンプ本体が直接高温にさらされたり、高温環境での長期使用が可能になります。

三相モデルは次のとおりです

DC45シリーズ(DC45A、DC45B、DC45C、DC45D、DC45E)

DC50シリーズ(DC50A、DC50B、DC50C、DC50D、DC50E、DC50F、DC50G、DC50H、DC50K、DC50M)

DC55シリーズ(DC55A、DC55B、DC55E、DC55F、DC55JB、DC55JE)

DC56シリーズ(DC56B、DC56E)

DC60シリーズ(DC60B、DC60D、DC60E、DC60G)

DC80シリーズ(DC80D、DC80E)

DC85シリーズ(DC85D、DC85E)


投稿日時: 2022 年 9 月 23 日